シラス………40g
山芋………40g
小松菜………20g
桜エビ………大さじ1
小麦粉………大さじ1
青のり………適宜
炒める油・焼く油………適宜
目安として量目を記載
体重4キロの子の1食分
小松菜は細かくきざみ、油で炒める。【画像01】
山芋は皮をむき、ビニール袋に入れ、麺棒などでたたいて細かくする。【画像02】
(2)の袋に、シラス・桜エビ・炒めた小松菜・小麦粉を入れてよく混ぜ合わせる。
フライパンに(3)の種を広げ、油で焼く。【画像03】
焼きあがったところで青のりを振り、出来上がりです♪
しらすはイワシの稚魚。お魚まるごと、全体をいただくことが出来るので、カルシウムがとても豊富です。
通常、カルシウムの吸収率は高くはありません。けれど、しらすにはカルシウムの吸収を助けてくれるビタミンDが多く含まれているため無駄なく摂取することができます。また必須アミノ酸のリジンも含まれています。リジンは身体の成長や修復に重要な働きを担う栄養です。油で焼くことにより香りが高まります。食欲増進にも、ひと役買ってくれる食材です。
山芋は別の名を「山薬」と言い、漢方薬にも使われるほど栄養価の高い野菜です。消化酵素のジアスターゼが多く、糖質やタンパク質の消化を助けて栄養の吸収を高めることから、新陳代謝が活発になり血行を促進し、疲労回復効果があるとされます。
また、ネバネバの成分のムチンは、粘膜を保護する作用があり、胃や腸の病気の予防に役立つほか、肝機能や腎機能を高める効果があると言われています。イモ類の中で、唯一生で食べられる山芋です。
いろいろな料理に使いたい食材です。
緑黄色野菜の小松菜は、ビタミン・ミネラルの宝庫です。カルシウム、β-カロテン、ビタミンCがずば抜けて豊富で、骨を強化するカルシウムの含有量はほうれんそうの約3倍といわれています。小松菜に含まれれる葉緑素のクロロフィルは、貧血予防、解毒作用、炎症鎮静、整腸作用、コレステロール値の低下、がん予防など、オールマイティーな働きをしてくれます。
桜海老は丸ごと食べるメリットとして外殻に含まれるムコ多糖類(動物性食物繊維)のキチン・キトサンが摂れることがあげられます。キチン・キトサンには、血中の悪玉コレステロールを下げる作用、免疫活性作用、肥満防止、整腸作用などがあり、天然の赤い色素であるアスタキサンチンには強い抗酸化作用、老化や病気の原因となる活性酸素を抑える作用、眼精疲労を改善する効果があります。