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ペットのための手作りRECIPE
HOME > monthlycolumn > 手作り食で突然死しますか?
2016年8月
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手作り食で突然死しますか?

先日、セミナーが終わったところでの質疑応答の際に、「ペットが手作り食で突然死するという話がありますが、須崎先生の見解をお聞かせください。」というご質問を頂きました。

ペットアカデミーのコラムにも書きましたが、私は「プロのアドバイス」は人の悩みを減らすものであるべきであり、まして予備知識が豊富では無い飼い主さんを、いたずらに不安にさせたり、悩みを深刻化させるのは、少なくともプロのすることではないと考えます。(ペットアカデミーの7月記事「あなたを不安にする情報には要注意!」)

ですから、この話は手作り食反対派の、あまり栄養学・生理学の知識はお持ちで無い方で、聞くところによると最後の方でオススメのフードにリンクを張っているということから、獣医師のようなプロに寄る記事ではなく、アフィリエイターの飛ばし記事かなんかだと思います。

ネット上の情報ですから、どんな方が何をおっしゃろうと勝手ですし、どんな商品を薦めようと自由ですが、人を不安にさせる情報がはびこるのは、飼い主さんにとって好ましくないので、適切な情報提供をさせていただきます。

そもそも、手作り食をペットが食べたことが原因で突然死なんて起こるのでしょうか?

手作り食で突然死なんてしない!

最初に結論から申し上げておきますが、

手作り食をペットに食べさせたことで突然死なんてしません!

「手作り食で突然死する」という表現だと、予備知識の無い方は、「私が作り方を間違うと、うちのペットを一発で殺しちゃうんだ…」と誤解しがちです。

手羽先を食べると羽が生えてくるとか、
トサカを食べるとトサカが生えてくるとか、
何かの実を食べると体中がゴムのように伸びるとか、
通常スーパー等で手に入る食材にそんなパワーはございません。

ですから、手作り食で突然死をするという表現は、ペットフードを販売したいアフィリエイターさんには好都合な情報かも知れませんが、そんなことにはならないということをここで情報提供させていただきます。

どうせ後で嘘だとバレて恥ずかしい思いをしますから、今のうちに記事内容を訂正しておいた方がいいと思いますよ。

では、手作り食で突然死する可能性はゼロなのでしょうか?

手作り食で突然死する可能性はゼロか?

生物学に100%も0%もございません。必ず5%程度の例外はございます。

ですから、手作り食は100%大丈夫ですとは申し上げられません。

しかしその理屈で申し上げるなら、ペットフードも100%大丈夫ではないので、どっちもどっちということになります。

少なくとも、「手作り食が100%安全でないからペットフードでなければならない」という判断になるものではありません(ちなみに須崎は、ペットフードを完全否定する立場ではございません)。


では、実際に「手作り食で突然死した」と考えられるような事案が発生した場合、どう考えたら良いのでしょうか?

「手作り食をしているのに病気がち」という印象について

よく、「そんなに食事に気を遣っているのに、なかなか元気にならないわねぇ〜」と無神経な言葉を浴びせられて悔しい思いをしている可愛そうな飼い主さんがいらっしゃいます。

まず、手作り食に変えてみようと思う飼い主さんは、ペットが何らかの体調不良を抱えていて、食事を変えることが大半です。

元気なうちから食事を変えよう!という方は、あまり多くはありません。

ですから、元々何らかの事情を抱えていての手作り食ですから、食事に関係なく、何らかの理由で急死することはあり得ます。

それを「手作り食をしていたから…」と結論づけるのは、少なくとも知識が豊富にあるプロが下す判断ではありません。

フードを食べているのに突然死する子もいる

当院には、今まで動物病院に病気でお世話になったことの無いペット(市販フードを食べてきた)が急死したのですが、なぜですか?という相談を受けることがあります。

そんなとき、フードが問題で急死するとは考えません。

ですから、手作り食が原因で急死するということも考えられないのです。


えっ?栄養バランスが取れないから急死する?


そういうめったに起こらないことを、さも頻繁に起こるかのように情報提供する方がいらっしゃるから、真面目な飼い主さんが混乱するのです!


まず、身体にはホメオスタシスという素晴らしい調整能力があるのです!

身体には素晴らしい調整能力がある!

ホメオスタシスという言葉をご存じでしょうか?

身体には、外部環境(食事含む)が変化しても、体内環境を一定に保つ機能があります。

ですから、仮に何らかの栄養素が不足しているなら、銀行預金を引き落とす様に、体内に貯蔵している栄養素を切り出して、血中濃度を一定に保とうとするのです。

もちろん、食べた量が多ければ、銀行に貯金するのと同じ様に貯蔵され、不足したときにまた使える様にしておきます。


このとき、「身体に貯蔵してある栄養素を切り出すなんて、身体に負担がかかる!」と大騒ぎする方が時々いらっしゃいますが、そのための貯蔵ですから、負担なんかかかりません。通常業務です。

時々刻々変化する身体の必要量に応じて正確に食べることなどできません。

ですから、しばらく獲物を捕らえられなかったとしても、一週間ぶりに獲物に出逢えたときに飛びかかれる様に、体内に余分な栄養素をストックしておく仕組みになっているのです。

こんなことを申し上げると「でも、欠乏症ってありますよね?(ニヤリ)」という方がいらっしゃいます。

欠乏症は特殊な食事をしたペットだけ

欠乏症の実験論文をお読みになったことのある方は、この様な状況で、上記のような質問をしたりしません。なぜなら、「どういう実験をすると欠乏症になれるか?」をご存じだからです。

つまり、上記のような質問をしてくる方は、基礎となる論文をお読みになったことの無い方だということの証になります。

ちなみに、欠乏症の実験は、特定の栄養素だけを含まない食事を作り、それを長期に渡って食べさせて、いつ欠乏症になるかを調べます。

通常の食事ではその様な「特定の栄養素を含まない食事」は作れないので、なかなか欠乏症にはなれません。

手作り食で欠乏症になれるレシピ!

普通に考えて、「ささ身とキャベツだけの食事」を一年以上続けている…などという状況は、人間でもおかしいと思いますよね?

それを犬や猫に食べさせる飼い主さんも中にはいらっしゃいます。

そんなことをしたら栄養バランスが崩れても不思議ではないですよね?

そんなことはこの記事をお読みになっている方なら大抵気付きます。

そして、普通はそんなことしません。


しかし、世の中にはいろんな方がいらっしゃいますから、知らなかったがために、そんなことを良かれと思ってついついしてしまう方もいらっしゃるわけです。

そうしたら、それは「勉強しましょうね」とお伝えすればいいだけの話で、「そんなケースがあるから手作り食は危険だ!」という結論に導くのは、「悪意を持ったミスリード」をしている!と指摘されても仕方ないと思います。

突然死する前にサインが出てくる!

仮に栄養バランスが崩れても、身体にはホメオスタシスという体内状態を一定に保つ仕組みがありますから、大きな問題なく調整がなされます。


しかし、働かずに貯金を切り崩して遊んでばかりいれば、いつか蓄えがなくなるように、栄養バランスが大きく崩れた食事を食べることが長く続けば、「このままではいけないですよ…」と何らかのサインが出てきます。

大抵は水溶性ビタミンの不足により、「元気が無くなる」というサインが出てきます。

手作り食で突然死はしない!

この様に、手作り食はいろいろな食材を食べるので、栄養バランスが崩れるのは難しいのですが、何らかの理由で栄養バランスが悪い食事を長期的に続けたとしましょう(短期間なら問題ない)。

身体のホメオスタシスで調整され、貯蔵栄養素で体内環境を一定に保たれます。

それでも問題となる食事を続けたことで貯蔵栄養素を使い果たしたら、次は必ず不足のサインが出てきます。


この様に栄養が不足したとしても、突然死したりせず、必ずお知らせがあるので、そこで軌道修正すればいいだけの話です。


この様な仕組みが身体にあるので、手作り食が原因で突然死するわけではないと、自信を持ってお伝えできるのです。


ですから、元々何らかの体調不具合があって、それが原因で突然死することはあります。その時に手作り食をしていたりすると、「手作り食のせいで栄養バランスが崩れて突然死したんだ…」と勘違いしそうになることがあります。


しかし、獣医師のようなプロは、冷静に判断できるので、手作り食で突然死した!なんていうことは間違っても口にしません。

だから、アフィリエイターの与太話だろうと想像ができるのです。

生物は複雑←万能の解は無い

身体には素晴らしい調整能力があるので、アルカリ性食品を食べたから身体がアルカリ性になったり、酸性食品を食べたから身体が酸性になるなどということはありません。

生物は複雑で、幾重にもバックアップ機構があるので、何か一つの要因で大きく変化したりしないようにできているのです。

もちろん、交通事故など、身体の処理・修復能力をはるかに超えるようなことがあれば話は別ですけれどね。


この様に複雑だからこそ、同じ解決すべき課題でも、そうなるに至った根本原因は事なり、異なるからこそ、対応することも変わるのです。

だからこそ、「●●病にはコレを食べさえすれば治る!」などというものは存在しません。なぜなら、そうなった理由によって食事が問題なのか、食事以外が問題なのかを考える必要があるからです。


また、「●●病にコレを食べさせたが治らなかったから食事は意味がない」というわけでもありません。なぜなら、原因を考えずに結果(症状)だけで判断したから望む結果が出なかっただけで、食事で身体が出来ている以上、食事は大事です。

人生は問題解決の連続

人生は問題解決の連続です。

飼い主として理想的なのは、問題解決力を高めることです。

そのためには、豊富な選択肢を用意できる様に、何でもないうちに準備しておくことが重要です。

大抵の方は何かが起こってから、焦った状態で情報収集しはじめるので、取りこぼしができてそれが不安の原因になることが多いものです。


そんな心理状態の人を「何となくつじつまが合うような作り話で印象操作」し、不必要な不安を与えるのは品がないと考えます。


そういう変な情報を掴まされた飼い主さんを救いたいと思って立ち上げたのがペット食育協会(APNA)です。

ペット食育協会は豊富な選択肢を得られる場所の一つ!

人生の質は問題解決力の高さの影響を受けるそうです。

ですから、豊富な選択肢を用意できるかどうかは、悩みを減らすことに直結します。

ペット食育協会では、飼い主さんがもう悩む必要が無い環境を整えるべく、学術論文で確かめた学術的な情報から、実際に飼い主さんが実践してどうだったかという実践的な情報まで、幅広く取りそろえております。

そして、そんな情報の提供や啓蒙活動も行っております。

手作り食が不安な人はまだいらっしゃいますか?

手作り食が不安…という方は、解決するための方法を探せばいいだけの話です。

ひょっとしたら、食事とは関係ないことが最重要課題なのに、食事で解決しようとしているから解決しないのかもしれません。

この様に、個々で状況は違いますから、「万能の方法」を探すのを止めて(そんなものはどうせ存在しないので)、
●方向性のアドバイスをうけつつ
●個別の解決策を探す
というアプローチで問題を解決してはいかがでしょうか?


少なくとも今あなたが問題を抱えているなら、あなたの視点では解決できない可能性が高いです。

しかしそのことは、その問題は解決できないことを意味するのではなく、「現在の延長線上には解決の可能性が低いから、ちょっと違う視点が必要かもしれない」ということです。

出来ない理由を探すのは簡単!問題があるなら解決すればいい!

出来ない理由を探すのは簡単です。

そして、勉強中のあなたの位置からはまだ見えない・理解できないことがあるかもしれません。

しかし、プロは出来ない言い訳を探すのではなく、「できるにはどうしたらいいか?」を考えるものです。

ペット食育協会(APNA)では、今までのあなたの視点とは違う視点から、解決のヒントを探していきますので、あなたのケースに合った方法を一緒に考えましょう!

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