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HOME > monthlycolumn > ツナ缶の煮汁は使用しても大丈夫?
2015年10月
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ツナ缶の煮汁は使用しても大丈夫?

「味噌汁をご飯にかけたものを食べさせて大丈夫ですか?」
「梅干しを食べられたのですが、大丈夫でしょうか?」
「ツナ缶の煮汁を使用しても大丈夫ですか?」
こんなご質問をよくいただきます。

この質問の背景には
「ペットに塩分を与えてはいけない」
という多くの方が真実と認識している「誤解」に端を発していると思われます。

ナトリウムイオン・ホメオスタシス

まず、基本中の基本として、身体は外部環境の影響を受けない様に、体内環境を一定に保つための「調整能力」があります。

この様に、常に一定の状態を保つ働きを「恒常性=ホメオスタシス」といいます。

生命を維持する上で、体液中のナトリウム濃度を一定にする働きは非常に重要です。

例えば、脱水になると、体液のナトリウム濃度の増加と、浸透圧の上昇が起きます。

このままだと細胞が正常に機能できなくなるので、
水を大量に飲め!
尿量を減らせ!
などの指令が脳から出されます。


この様な調整能力があるため、塩分の多い食事をしたからといって、通常の身体でしたら、適切に処理され、害になる様なことはありません。

ですから、「塩分の多い食餌は害だ」という意見がありますが、それは身体の「ナトリウム調整能力」が十分に機能していない状態の動物の場合であって、「ナトリウム調整能力」に問題の無い動物にはほとんど関係のない話です。

 

このような調整能力があると知った上で、学術論文でどういう事実があるかを知ったら、もっと安心していただけると思いますので、是非、この機会に認識を改めて、「なぁ〜んだ、そうだったのか…」と気持ちを楽にしてください。

犬の場合

Gupta氏らの1981年の報告によれば、「フード1kgあたり、18 gのナトリウム量(1.8%)」を6週間にわたって食べ続けても特に副作用は出なかったそうです(1)。

同じく、「フード1kgあたり、約20 gのナトリウム量(約2%)」を成犬に食べさせた研究でも、十分な水分を摂取できているならば、身体に害は無いという報告があります(2)。


市販のフードには約0.1〜0.8%のナトリウムが含まれています。

ということは、フード1 kgあたり1〜8gのナトリウムが含まれているということです。

それ以上にしょっぱいものも大丈夫だということです。

猫の場合

猫の場合、実は塩分過剰症の学術論文自体がありません(もしございましたら、ご教示ください)。というのも、食餌の塩分濃度をドンドン上げていくと、体調不良になる前に、「しょっぱいのでいらないです」という反応になるので、塩分の過剰症にはなれないのです。

つまり、食べられているうちは、身体で適切に処理されるということです。

ですから、味噌汁をかけた「猫まんま」は、塩分的には問題は無いということです。

健常な犬・猫なら、十分な水分があれば大丈夫!

結論としては、
健康な状態で、腎臓に問題がないならば
十分な水分摂取が出来ていれば
食べられる範囲の塩気ならば特に問題は無い

ということです。


少なくとも単発で
味噌汁をご飯にかけて食べる
梅干しを食べる
ツナ缶の煮汁を使う
などは、処理能力の範囲内なので特に問題ございません。


たとえ梅干しを食べたとしても、梅干ししか食べないなどということは無く、他のものも食べたり、水も飲んだら薄まります。

まして、何ヶ月も梅干ししか食べないなどということは考えにくいですし、身体の処理能力を上回ったら、自然と食べなくなるぐらいの調整能力はあるはずですし、そんな話はきいたこともございません(生物である以上、絶対ないとは断言できませんが)。

もし、その程度が問題ならば、塩分調節能力が機能していないということなので、そもそも生命の危機に瀕した状態だということですから、梅干しを食べる食べないといった食餌の影響とは関係なく、余命も短い状態と言え、後は、獣医師にゆだねる状態です。


また、慢性腎不全などでナトリウム調節能力が機能していない状態の動物と、健常な動物を一緒にして考えるのは適切では無く、そこまでストイックに考える必要はないし、健常な身体ならば、塩分が多ければ尿などで排除されるだけという現実がございますから、どうぞご安心ください。


もし、犬や猫の食事で「塩分が多いから危険です」という話をする方がいらっしゃったら、この学術的な事実をまだご存じないだけなので、ぜひ、教えてあげてくださいね。


(1) Q J Exp Physiol. 1981 Apr;66(2):117-28.
The influence of high and low sodium intake on blood volume in the dog.
Gupta BN, Linden RJ, Mary DA, Weatherill D.

(2) Z Versuchstierkd. 1990;33(4):179-85.
Effect of high sodium and high water intake on 24 h-potassium balance in dogs.
Boemke W1, Palm U, Kaczmarczyk G, Reinhardt HW.



そして、この「犬猫と塩分の話」についてもっと「正しく」学びたいという方は、ペットアカデミーの2015年8月号のバックナンバーで学べますので、ご入会の上、ぜひ、正しく学んでみてください。

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また、ペットの栄養学全般で、疑問や不安・心配のある方は、ぜひ、ペット食育協会(APNA)の各種講座で、悩みを減らしてください。

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