
犬に一気にたくさん食べさせても大丈夫?
|犬猫の食事量の決め方

前回のお話で
「犬の食事量を決めるのが難しいなんて、簡単です!一度お腹いっぱいに食べさせて、その量を測定して、それに0.6や0.8を掛けた量を食べさせて、二週間毎に体重を量ったり、体型チェックして見直せばいいのです!」
とお伝えしたら、たくさんの方から
「とてもわかりやすい!」
とうれしいメッセージをいただきました。
ただ…
「一度にたくさん食べさせて大丈夫なのでしょうか?胃腸に負担はかかりませんか?」
というご心配の声もいただきました。
結論:かかりません!
ただし、何事にも例外はあるので、
例外には例外として対処するのは、何においてもそうです。
ということになります。
大半の子には幸福感!
あなたもそうだと思うのですが、「お腹いっぱい食べられること」って幸せですよね?
犬もそうです。
たまにお腹いっぱい食べて
胃の容量を理解して
あとはほどほどに…
太ってきたなと思えば減らせばいいし
痩せてきたなと思えば増やせばいいし
別に難しいことではありません。
だって…
事前に正確なエネルギー消費量などわからない!
その子の正確なエネルギー消費量を
事前に把握などできないのですから…
計算式がありますが、
あれはあくまでも【目安】であり
絶対的な指標ではありません。
同じ体重でも、
身体の状態で計算は変わるのです。
もっといえば、
同じ生活をおくっているのでなければ
毎日変わります。
ですから…
PDCAサイクルを回すのはいつも同じ!
1)大体このぐらいかなぁ?と当たりをつけて
2)実際に食べさせてみて
3)二週間毎に体重と体型を測って
4)改善・微調整する
という流れが普通で
1)正確に計算して食事を設計し
2)実際に食べさせてみて
3)二週間毎に体重と体型を測って
4)増えたり減ったりしたら失敗で【ダメ飼い主】のレッテルを貼られる
なんていうことではないのです。
ビジネスの世界でも【PDCA】と呼ばれるものがあり
1)Plan:計画を立てる
2)Do:実行する
3)Check:評価する
4)Action:改善する
は基本中の基本で、最適な状態になるまで
PDCAを回し続けるのです。
それを手作り食でやればいいだけの
かんたんな話です。
だから…
与える量がわからないから手作り食ができない?
なんで
「量がわからないから手作り食がムズカシイ」
という結論になるのか、
私は理解出来ないのですが、
きっと周りの手作り食反対の立場の方が、
させたくなくてわざと難しくして
ハードルを上げているのではないかなと思います。
実際に、ペット食育協会の講師陣は
問題なくできています。
私達の日常生活同様
どうせ計算通りになどいかないし
やってみないとわからないことばかりなのですから
机上の空論であれこれ考えて不安になって
身動きが取れなくなるより
【解決思考】で【臨機応変】に
やってみるのが一番です。
もちろん…
例外は個別対応するのはどの分野も一緒!
アレルギーや特別な疾患があって
簡単にはできないケースもあるでしょう。
でも、それは【例外】であり
例外は個々のケースに合わせて対処すればいいだけです。
そういうときは、自己流でこじらせるより
食事指導のプロにアドバイスを受けながら取り組めばいいのです。
【例外があるから全ての犬は禁止!】
などナンセンスです。
そんな話を踏まえて…
「何かが起こる可能性がゼロでないから、何もしない!」
というスタンスと
「何かが起こったらその都度臨機応変に対応して問題解決していけばいい」
というスタンス
私はだんぜん後者ですが
あなたはどちらですか?
ところで!
世の中の流れにただ流されるのはゴメンだ!
どんな問題がきても、解決思考でクリアしていくんだ!
そんな方には、ペット食育協会のに【一般会員】なって、会長須崎の動画で学んだり、会報誌やメルマガで【視点を増やして問題解決力を高める】ことを実践してみてください。「今までの悩みはなんだったのか」と笑ってしまうことでしょう。
今までの経験から「実際に話を聞いた方が身になる!」と学習している方は、
まず【入門講座】から学んでみてください。知識も大事ですが、考え方の方がもっと大事です!
(エリア毎に開催日程が記載されております)