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HOME > monthlycolumn > 「犬猫に下痢が多いのは手作りご飯のせいだ」って、本当ですか?
2019年12月

「犬猫に下痢が多いのは手作りご飯のせいだ」って、本当ですか?

2019年の5月から10月迄の五ヶ月間、下痢で悩んでいる猫がいました。

長引く下痢で悩んでいる犬と猫がいました

10年以上、手作り食をしていて、10年間なんともなかったのに、突然下痢が始まったそうです。

かかりつけの先生のところに相談をしに行ったら、「手作り食なんかやっているから下痢をするんです。犬猫に下痢が多いのは手作りご飯のせいだ!」と怒られたそうです。

でも、その方が手作り食を始めたきっかけは、それまで食べさせていたフードで下痢が止まらなかったのを、手作り食にしたらピタっと止まったからだったのです。

変化はそれだけではなく、毛艶も良くなり、活発になり、目も輝いてきたそうです。

ですからそのご指摘には納得できずモヤモヤしていらしたそうです。

その方がネットを調べると、手作り食をフードに変えたら下痢が止まったという体験談があったそうです。

ですから、試しにその先生がお勧めする療法食を使ってみたそうですが、全く下痢は止まらなかったそうです。


実はその方自身が、インスタント食品を召し上がらないのだそうです。

なぜならば、ジャンクフードを食べると、舌がしびれたり、歯茎が痛くなったり、お腹がグルグルいい始めたりするのだそうです。

そして、ちゃんとした食材を使って自炊したものを食べるとそんなことにはならないのだそうです。

ですから、犬や猫も同じなのだと思っているのだそうです。

「これって私がおかしいのでしょうか?それとも、かかりつけの先生の判断が杓子定規的なのでしょうか?」

という飼い主さんが診療にお越しになりました。

犬猫に手作りご飯を食べさせるから下痢をする?

かかりつけの先生がおっしゃるのは、かかりつけの先生が今まで経験してきた事の結果そのようにアドバイスされているので、間違ってはいないんだと思います。その先生なりの良識と親切心からのアドバイスだと思います。

しかし、完璧な人間がいないように、完璧な獣医師もいません。

もちろん、私も完璧ではありません。

そして、その先生の視点では正しいと思えることも、違う視点から見たらもっと他に選択肢があることだってたくさんあると思うのです。

ところでそもそも、原料となる食材を調理した食事がダメで、加工食品の方が身体に合うなどということがあるのでしょうか?

食材がダメで加工食品がオッケーなんてことがある?

ほとんどの方が、出来合いのものと、食材を調理したもの、どちらを食べたいか?といったら、後者を食べたいと思うのではないでしょうか?

もちろん、作り手の腕にもよるとは思いますけれども…。

そもそも、病気になったとき、食べ物だけに全ての原因があるとは限りません。

下痢の原因は食べ物のみにあらず!

私の20年間の食事指導の経験によると、体調不良があった場合、
1)食事だけが原因の場合
2)食事も原因だが食事以外にも原因もある場合
3)食事は一切関係ない場合
の3パターンがあると考えています。

1番の場合は食事を変えさえすれば問題は解決します。

しかし、2番目の場合は食事を変えたら、ある程度良くはなるのですが完全に治りきらないということになります。

3番目だと食事を変えても何も変わらないのです。

そして、1番のケースの場合、飼い主さんは「手作り食で治った!」という印象になり、3番のケースの場合、「手作り食は無力!」という印象になるでしょう。

しかし、そうなる理由は、そうすると、全てが食事で改善するだとか、全てが食事で問題が起こる、と考えるのは短絡的だと思っています。

ですから、下痢の原因は食べ物のみにあらずなのです。

下痢の理由

下痢の理由の「ひとつ」に、腸管の中の不適切なものを、「これ以上腸内に存在したら体によろしくないので洗い流してしまおう」というものがあります。

この場合は、上述の1番のパターンなので、食事を変えれば問題が解決するでしょう。

しかし、手作り食にした結果、身体の「正常化のスイッチ」が入り、「今ある問題を解決しよう!」という必要かつ正常な反応がはじまった結果、症状が出た!というケースもあります。

手作り食で正常化のスイッチが入った?

そして、この方の場合手作り食をしたことで毛艶も良くなり、活発になって瞳も輝いてきたという変化があります。これは、手作り食が問題だというわけではないと思います。

そもそも、10年間も手作り食をやってきて、その間に問題がない場合、10年もかけて体調が悪くなったと考えるよりは、「一過性の問題が何か起こり、その原因が取り除かれずずっと続いているから下痢が続いている」と考えるのが「適切な解釈」と思われます。

下痢なのに根本原因は腸の中にはない?

実際、この子を調べてみると、胆泥症があったので、胆泥の原因と思われるものを丁寧に調べて探り取り除き、それと同時に、他に問題と思われる原因を減らし、その原因が体内に入ってくるルートを閉ざしたところ、この子の下痢は落ち着き、普通の便が出るようになりました。

という事は、食事は関係なかったと考えていいのではないでしょうか?


このように、下痢は食事が問題だと思われがちですが、人で「ストレス性の下痢」が存在するように、食事以外の原因も考えられます。

下痢になったとき食事で解決しようと思うのが普通の成り行きだとは思いますが、実際には食事は関係ないということがあることを知っておくことは大事なことだと思います。

下痢は身体からのメッセージ

症状が出ているときに、症状を消すことに専念するがあまり、身体からのメッセージを無視してしまうことがあります。

「身体は不必要なことはしない。必ず意味がある。」という原理原則があります。

下痢は腸が弱いから出るのではありません。
なにか理由があって出るのです!

もちろん、食事が原因なこともありますが、食事以外の原因もあることを覚えておいてください。

フードも手作りご飯も選択肢の一つ!

世の中には、「手作り食が諸悪の根源」という情報がありますが、私の診療経験上、例外的なアレルギーを除き、手作り食よりインスタントフードが身体に合うなどということはありません。

一見、フードで治るかのように思える事があっても、必ず何らかの原因があり、その原因を取り除けば、手作り食も食べられるようになることがほとんどです。

もちろん、素人判断で無理したりせず、適切に判断出来る獣医師に診断を仰ぎ、適切に導いてもらって下さいね。


最後に、市販フードも、手作りご飯も、どちらが良い悪いではなく、単なる選択肢に過ぎないのだと覚えておいてください。

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