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HOME > monthlycolumn > 犬猫にダメな食材の情報をネット上で知って不安になっている方々へ
2017年4月
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犬猫にダメな食材の情報をネット上で知って不安になっている方々へ

犬猫にダメな食材が沢山あって、不安で心配です…という飼い主さんがペット食育協会(R)で学んで、「なんだ、本当はそういう事だったんですね。」とホッとされる事はとても多いです。

NG食材に関する話は誤解が多く、大きく3つのパターンがあります(それ以外にもありますが)

1)「尋常じゃ無い量の食材」を食べた場合に有害になる「こともある」場合
例)卵白の粉を大量に食べさせたら皮膚に症状が出た→卵白は危険!→生卵は危険!

2)実験的に「尋常じゃ無い量の栄養素」を「長期」に渡って摂取させた場合に有害になった研究結果から、その栄養素を含む食材が「毒だ!」と誤解する場合
例)海水レベルの塩分を含んだ食事を二ヶ月も食べさせる実験→塩分は危険!

3)特定の疾患がある場合に、ある栄養素の過剰摂取が問題になる場合を、「この栄養素を摂取すると●●病になる」と、時系列が不適切な情報になった場合
などがあります。
例)腎不全の犬にタンパク質の多い食事を食べさせたら腎不全が悪化→タンパク質の多い食事は腎不全になる

 

3)の例を追加するならば、
===
腎不全で水分のコントロールが十分に機能していない場合に、水分を大量に摂取したら問題になる
===
という話が、

===
水を飲ませると健康な犬猫が腎臓病になる
===
などと誤解されてしまっている例もあります。


通常は、身体の処理能力に近づいてくると「水を飲みたくなくなる」という状態になるので、そんなことになるのを防ぐ機能が働きます。

犬猫のNG食材をネタにする人々

最近、だれもがブログ記事などを通じて情報発信できる様になり、いろいろな情報に触れることが出来る様になりました。


反面、「極端で通常起こりえないようなケース」と、「日常生活でよく起こるケース」の区別が付かない、専門知識を持たない方による不適切な情報が、「事実として拡散される」「ブームになる」ことがあります。


それを、読み手が「数ある節のひとつ」とか、「与太話」として受け止められれば、別にいいのです。

しかし、専門的知識があるなら「理論上は起こりうるけど、そんな量を食べられないから、通常の生活では起こらない話だよね(笑)」とすぐに分かる事も、予備知識が無い人にとっては、その情報が「判断基準のひとつ」になってしまうため、不必要な不安・心配につながりがちです。


そんな、予備知識が無かったばかりに、不適切な情報に振り回されて、する必要のなかった不安や心配に陥っている、可愛そうな飼い主さんと接すると、「表現の自由は尊重するけれど、気をつけて欲しいなぁ。」と思うのです。

 

特に、よく感じるのが、

===
それ、日常生活で起こります?
===

という話です。

その人は濃度の概念は適切だろうか?

先日も、手作り食にしたいけれど、心配で不安にかられている飼い主さんがいらっしゃいました。


なんでも、
Aという栄養素を(大量に)摂取したらBという病気になった
Cという食材にはAが(少量)含まれている
だから、Cという食材を食べると(必ず)Bになるから、食べさせるなといわれた…
という話です。


括弧の部分は、ご本人はおっしゃっていませんでしたから、私が付け加えました。

 

例えば、
ニンジンにはβ−カロテンが含まれている
β−カロテンは体内でビタミンAになる
ビタミンAは脂溶性ビタミンで、肝臓等に蓄積する
だから、ニンジンを食べ過ぎるとビタミンA過剰症になるから、ニンジンは食べさせてはいけない

という話は、ここに記載されている情報だけを、予備知識の不足した方がご覧になったら、
===
ニンジンは危険!恐い!
===
という印象になるかもしれません。


しかし、これは理路整然と間違った例です。

そんなことは通常起こらない!

と申しますのも、β−カロテンは小腸でビタミンAに変換されますが、体内の必要に応じて変換されるので、どんなにニンジンを食べ過ぎても、必要に応じて変換される以上、ビタミンA過剰症にはなれないのです!

しかも、猫にはこの反応に必要な酵素が不足しており、例えβ−カロテンを大量に摂取しても、ビタミンAに変換はできません。


そして、ビタミンA過剰症にはならないのですが、仮になったとしても、食べるのを止めればいいだけの話です。


アレダメ、コレダメとおっしゃる方々は、取り返しのつくことを、取り返しのつかない事のようにおっしゃるので、そんなことにはならないのですが「生物には絶対はないから…」と表現され、多くの「必要のない不安・心配を抱く飼い主さん」を作っているようです。

終生気にせず食べている子はいないの?

最近、「キャベツを食べるとシュウ酸カルシウム結石になるから危険だといわれましたが、本当ですか?」というご質問をよくいただきます。

そういう場合、視点を変えて「終生気にせず食べさせて問題の無かった犬猫はいないのか?」と考えてみます。

そうすると、私は手作り食を取り入れた飼い主さんが周りに多くいるので、伺ってみましたところ、

===
仮にそれが本当だったとして、うちの犬はキャベツが大好きで、先日、18歳で天寿を全うしましたが、死ぬまでシュウ酸カルシウム結晶の治療をしたことはありませんし、診断もされたことはありませんでした。
===

こんなケースがほとんどです。


少なくとも、私が知る限りにおいて、キャベツを食べてシュウ酸カルシウム結晶で治療が必要になったケースはありません。


これも、濃度の概念の無い方の不必要な心配・不安に基づく記事が情報源になっているのでは無いでしょうか?

 

そもそも、シュウ酸カルシウム結晶・結石は、シュウ酸やカルシウムの摂取とは関係の無い理由でも発生します。

極端な話、シュウ酸を含まない食事をしてもシュウ酸カルシウム結晶・結石になることがあります。


一方で、キャベツを沢山食べていたのに、シュウ酸カルシウム結晶が出てこない子もいます。


だとしたら、シュウ酸の摂取量を処理しづらい問題があることが解決すべきことであり、キャベツを食べることは本質的な原因では無いと考えられます。

身体の調整能力を忘れてはいないか?

身体には素晴らしい調整能力があります。

仮に、尿路でシュウ酸カルシウム結晶ができたとしても、適切な量の水分を摂取していれば、オシッコでどんどん流すことができ、結石になる前に体外に排出できます。

定性的な情報と定量的な情報の両方大事

なんでもそうですが、

定性的な情報:Aという成分を摂取すると量によってはBという状態になる可能性がある
定量的な情報:AをCの量、Dの期間摂取すると、Bという状態になる可能性がある

の両方が大事です。


多くの方は、前者の話だけで不安・心配を抱かれることが多い様です。


ぜひ、不安な情報を知って心配になったら、
量と期間は?そしてそれは日常生活で起こること?
と自問自答してみることをおすすめします。

エビデンスがある風に書いているだけで販売につなげていないか?

世の中には、エビデンスがある風に書いてあるだけで、専門家が読めばすぐにおかしなところを指摘できる記事は多いものです。

そして、そういう記事は、フードやサプリメントのアフィリエイト記事だったりします。


別に、アフィリエイト活動をとやかくは申しませんが、予備知識の無い飼い主さんに不適切な情報提供し、変な印象操作をして、「必要のない不安・心配を抱く飼い主さん」を量産するのは、いかがなものかと思います。


ペット食育協会では、個体差があることを前提に、適切な情報提供をし、飼い主さんの悩みを減らすお手伝いをしております。


悩みを減らす秘訣は「選択肢を増やす」ことです。

そのためには、「視点を増やす」ことが重要です。


もし、選択肢を狭めるような
これでなければなりません!
これ以外はダメです!
これさえあれば大丈夫です。他はダメです!
といった情報があったら、

そのまま鵜呑みにせず、参考情報のひとつとして捉えていただき、適切な解釈ができるプロにご相談ください。


それが、ペット食育指導士です。


塩分、タマネギ、キャベツ、チョコレート、ぶどう、キシリトール…
犬猫が食べたら危険と言われる食べ物がございます。

では、どれくらいの量をどの程度あげたら危険なのか?
なぜ危ないのか、正しく説明できますか?

もしかして、
人から聞いた、ネットで見た、誰かが言っていたから、よく知らないから…
で不安になっていませんか?

はっきりしない情報で一喜一憂するくらいなら、スッキリ解決しましょう!

「なぜ?」の根拠を、獣医が論文をもとに正しくわかりやすく解説しました。


NG食材についてのホントのところについて正確に学びたいという方には、こんな講座もございます。

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