
「幸せな家庭を増やす」という目的を忘れず、
柔軟な考えや対応ができる指導士に。
PROFILE
犬と猫の心臓病専門の獣医師として、複数の動物病院で診療を行っている。
病気の診断や治療だけでなく、飼い主、動物、
病院間のコミュニケーションメンタル面も意識した
診療を実践中。
飼い主向けの情報発信も行っており、
ペット食育協会の講師としては主に1級講座を担当している。
現在の活動やこれからの目標・意気込み

人が新しく何かを学ぶとき、0から1の段階が最も苦労します。
ペットの食事についても何を学べば良いのか見当もつかず、困っている人が多い印象です。
APNAの講師としては、受講生がこの段階をスムーズに越えられるように、
いかに分かりやすく楽しく伝えるのかが頑張りどころだと考えています。
指導士になりたいあなたへ

あなたが指導士になりたいと思ったのは、APNAの活動を通じて「飼い主の悩みを減らしたい」
「より幸せな家庭を増やしたい」という気持ちを持ってくれたからでしょうか?もしそうなら、
それは素晴らしい考えだと思います。
一方で、人に適切に情報を伝えるのは簡単ではありません。知識の質や量はもちろんですが、
「誰に」「何を」「どの順番で」「どこまで」伝えるかという正解の無い判断も求められます。
今は「自分にもできるだろうか」と不安かもしれませんが、不安なときほど人は自分の気持ちに
集中しがちで、肝心の相手のことを忘れがちです。
また、学んで自信がついてくれば今度は自分と違う意見に不寛容になりがちです。
己の反省も込めてですが、「幸せな家庭を増やす」という目的を忘れず、
柔軟な考えや対応ができる指導士になってくれたら嬉しいです。